「梅は~咲いたか~♪」
暖冬の影響で、今年の開花予想は幾分早まり、関東では明日にも開花宣言が出されるというニュースを聞きました。
長年重度の花粉症を患っている僕にとっても、暖冬の影響をもろに受けています。
昨年末頃に気象庁より発表された予想では、冷夏の影響でスギ花粉の散布は少なめであろうと予想していたことに、安堵していたのですが、フタをあけてびっくり、「暖冬の影響」でスギ散布は、昨年よりも多め…という気象庁の言い訳を聞き、現在苦しんでいるところです。
日課である散歩中に、桜のつぼみを見つけました。
例年であれば、入学式直前にこういった話題となるのですが、この分で行くと晴れの入学式には、桜が散っている可能性が出てきます。
一生に一度の入学式ですから、満開の桜の前で記念写真と行きたいところでしょうが、それもかなわぬものとなりそうです…
以前僕が保険調査員をしていた頃、暖冬の影響を感じたことがあります。
飲酒運転による事故の件です。
決算時期と暖冬の影響で開花が早まったことで、例年より多くの花見会が行われるというのです。
暖冬といえど、夜になれば冷え込みますので、帰り間際に熱いお酒を引っかけていくドライバーが多いと保険会社が独自に予想しています。
事実、この時期の夜間事故は、飲酒が絡む事故が多発していることから、保険会社もそれを睨んで、保険金の払い渋りキャンペーンを仕掛けてくるということです。
飲酒運転で事故を起こした場合、相手方の賠償は補償されますが、車両保険、搭乗者、自損事故などの特約は使えません。よって、損保各社のサービスセンターでは、調査員に対して飲酒の事実確認を徹底的に調査するよう要請があるのです。
損保会社としての直接の売り上げは、契約者からの保険料徴収にありますが、契約者が契約違反を行った部分に対する支払いは一切しません。よって、支払わないことも立派な利益となるのです。
早すぎるつぼみを見ながら、そんなことを思い出しました。